白米は白い悪魔(笑)

我が家では白米の事を「白い悪魔」と呼んでおります(笑) 

日本人であれば嫌いと言う人は殆どいてないでしょう。では何故悪魔なのか?補足すると飽食の時代に育った我々にとってはという事です。戦前、戦後、食事から十分な栄養を摂れなかった時代は白米というのは日本人にとって最善の栄養食でした。所説によると江戸時代では白米を食べることが「粋」だったうえに 一緒に食べるおかずのカロリーが極端に低くそれを補うために大人一人が一日に食べる白米の量は、なんと5合もあったそうです。

しかし現代人はどうでしょう?戦後、特に高度成長期に突入していく中で大きく変化した食文化。欧米諸国では主食になるようなメニューをご飯のおかずとし、飲み物もお茶から人工甘味料まみれの清涼飲料水へ超高カロリーなものへと移行していきました。同時に日本人の労働スタイルは身体を酷使する農業などの肉体労働から消費カロリーが低い労働へと移行していきました。この事で日本の経済が潤っていったのでそれ自体を否定する気はありません。しかしこの事実により消費カロリーより摂取カロリーが大きく大きく上回り2型糖尿病患者、予備軍が激増してしまいました。ハイカロリーな白米、ハイカロリーなおかず、この事実から我が家では白米を「白い悪魔」と呼んでおります。今回は食文化の流れから白米を解説しましたが次回は白米の成分からの悪魔性と現代人にとって栄養、美容、ダイエットに適している胚芽米ついて解説いたします。